「憑神」 浅田次郎 感想

舞台は幕末。
江戸の貧乏御家人が、酒に酔ったいきおいで河原で見つけた古びた祠に神頼み。
しかしその祠に祭られているのは神は神でも貧乏神だった。

軽快な感じでトントンっと話が進んでいきます。
テンポがよくて面白かったです。
おおまかに言ってしまうと貧乏神にとり憑かれた主人公の苦労ぶり(?)を面白可笑しく描いたもの。
主人公やその家族達のキャラも面白く、また貧乏神を始めとする様々な神様たちも全然神らしくなくてよかった。
個人的には主人公のお兄さんが素晴らしく能天気な性格で、非常に親近感を覚えてしまいました。

しかし、ただの笑えるお話で終わるわけではなく、最後の最後にはなかなか深いテーマが見えてきます。
読んでみてよかったと思えた作品でした。
画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 浅田次郎「憑神」

    Excerpt: 浅田次郎著 「憑神」を読む。 このフレーズにシビれた。  かくして拙者は、神と人の総意に抗いまする。正義は必ずしも社稷にあらず、常におのれがうちにあると信ずるがゆえにござりまする [巷の評判]壊れか.. Weblog: ご本といえばblog racked: 2010-02-28 14:32
  • 評論(書籍) 憑神

    Excerpt: 憑神 (新潮文庫) posted with amazlet at 10.08.30 浅田 次郎 新潮社 売り上げランキング: 126154   お.. Weblog: プチパルレビュー・ワールドエンド racked: 2010-08-30 23:15